好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
結婚する君に贈る本って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、結婚する君に贈る本の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
結婚する君に贈る本って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者のレス パロットの力量が、そこここに現れています。
結婚する君に贈る本はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、結婚する君に贈る本はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
常識的だが実践が困難なのだろうと思います。
著者のレスはシアトルパシフィック大の心理学を専門とする教授、レスリーはその妻でかつ自身も臨床心理学の博士号をもつセラピスト。本書はその夫婦自身の結婚経験とカウンセリングから得られた幸せな結婚生活を送るための法則集です。米国では離婚は1960年代には4組に1組でしたが、昨今は2組に1組(P.5)だそうで、こうした本への需要は高いものと推察されます。書いてある内容はごく常識的で、一読すれば十分という印象を受けました。もっとも理解することと実践することは同じように簡単ではないのでしょうが…。
結婚に直接関係しないことも含まれていますが、印象に残った箇所を紹介します。
・「(中略)愛と同様、間違いなく続くことが可能なのは、人生でただ一つ、成長することと変化すること、つまり自由であることだけなのです(P.61)」…アン・モロー・リンドバーグが小説・『海からの贈りもの』の中で述べた言葉です。まさに、人生の本質とはより良い方向への変化だと思います。
・「真実を語っても、誤解されれば嘘をついたのと同じになってしまう(P.115)」…19世紀末のアメリカの哲学者・ウィリアム・ジェームスの言葉。昨今、「私はちゃんと言ったのだから誤解したのはあなたのミス」という風潮ですが、一方的に伝えるのではなく、コミュニケートすることの重要性を再認識しました。
・「「本物」とは、あなたが「何をするか」で生まれるのではなく、あなたが「どんな人間か」によってあなたの内部から生じるものです(P.127)」…子供の成績と親の社会・経済的特徴とを分析した研究も同じ結論を導いていました。曰く、子供の成績は「本を読み聞かせる」といった親が何をしたかという変数より、「蔵書をたくさん持っている」といった親がどんな人間であるかを表す変数と相関が高い。この奇妙な符合は興味深いですね。
結婚生活が破綻する前に一読をお勧めします。

