最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「結婚なんてしたくない」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
結婚なんてしたくないの中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「結婚なんてしたくない」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
軽快。
このご時世に売らんかな、なタイトルに幻冬舎からの出版。
読んだら面白そうだと思いつつも遠巻きにしていて、耐え切れず
読んでしまいました。
テンポの良い文章でさわやかな読後感です。
男の人ってかわいい!
すごく楽しかった!
今、読み終わりました。
感想としては、かなり面白かった!です。
序盤は、どの小説でもそうですが、登場人物の素性などを書いてあり、これと言って他の小説との違いは見受けれませんでした。
しかし、物語中盤辺りから動き出し、そこから一気に読んでしまいました。
確かに、ちょっとドタバタしすぎている面も見受けられましたが、私としては、それが楽しく、終盤では結構手に汗握る感じでした。
登場人物も結構作りこまれており、楽しいキャラクターで、飽きさせません。
個人としては、焼き鳥屋の店主が一番のお気に入りでしょうか。
とりあえず、あまり頭を使うことなくサクサク読めるので、気晴らしにはもってこいの一冊だと思いました。
垣根涼介に続け!
黒田研二という作家は、メフィスト賞出身。当然のごとくミステリ系の著書が多いのだが、最新作は幻冬舎からで、しかも結婚をテーマにしているので、手にとって見ました。
5人の主人公それぞれに結婚にまつわる出来事が起こる。一見バラバラな人々が物語の中で、少しずつ結びついていく。そして結末では…、という相当に練りこまれた構成。
登場人物は、ナンパが趣味という独身男、突然の一人暮らしに戸惑う中年の焼き鳥屋店主、アニメキャラに夢中のオタク青年、実はホモセクシュアルであることを隠しているジムのトレーナー、会社の同僚との結婚に踏み切れない好青年。
少なくとも、前半部分を読んでいる限り軽いテイストのエンターテインメント小説にしか見えません。しかも、それぞれのキャラクターや登場する女性が上手に描かれているのでサクサクと楽しく読めてしまうのです。
それが後半、結婚詐欺やら誘拐やらホームレス社会やら、思いもよらぬ展開に。なるほどミステリー作家ならではの発想ですね。
しかし、ちょっとやりすぎかなぁ。結末がどたばたになりすぎで、ちょっと読後感が中途半端かも。出来ることならシンプルにトリックとかのないエンターテインメントとして読みたかったですね。
この作家は、十分一般小説でも書ける人だと思うので、垣根涼介が「君たちに明日はない」で山本周五郎賞取ったみたいに、バケて欲しいなあ。

