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私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ

私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ
吉川英梨
私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ
定価: ¥ 1,000
販売価格: ¥ 1,000
人気ランキング: 13858位
おすすめ度:
発売日: 2008-04-09
発売元: 宝島社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ」を旅の友とすることにした。

JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。

ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。

ただのラブストーリーじゃない。
一見表紙から判断すると戦う看護師?の話のような・・・

日本ラブストーリー大賞エンタテイメント特別賞受賞。
って言うか、毎回大賞以外に色んな賞を新しく作りますね。
まぁいいけど。

ジャングルに一人取り残された里香。
その里香を助けてくれた謎の男リュウ。
二人はあっという間に恋に落ちる。
二人で聞いた占いで里香の結婚に関するキーワードは「29で結婚」、「38」という数字。
変な生き物。
29歳になった里香はこの「38」という数字と変な生き物に振りまわれながら
結婚相手を求め続ける。
リュウも38歳。しかし妻持ち。
次々と出てくる38に関する男たち。
その男たちに気を奪われながら、裏切られながら
本当の相手を求めて行く。

その間に企業買収に巻き込まれ、
きたの工作員に拉致され、
殺人事件に巻き込まれ、
破綻な日々を送る里香に幸せな日々は訪れるのか!?

そんな話ですが、
さすが、バラエティに富んだ「日本ラブストーリー大賞」です。
「守護天使」に通じるような純粋なラブストーリーじゃないかもしれないけれど
れっきとしたラブストーリーになってます。
恋愛だけではなく、
「介護」に関する話題もあり、
イロイロと日本の介護についても考えさせられるラブストーリーでした。
尊厳死や安楽死についてもちょこっと触れられてあり、
少子高齢化の道を走り続ける今後の日本についても辛らつな言葉があったり、
ただのラブストーリーではないですよ。


まさにジェットコースター!でも泣ける・・・
パワフルな装丁に目を奪われ面白そうだったので、買ってみました。日本でもちょっと前に色々と話題になった介護業界で働く主人公、そしてグローバルなM&A(!)に突然「北」の工作員登場!?と、ワールドワイド!

でもその壮大な背景が、主人公(ちょっと惚れっぽくて思い込みも激しい?)や個性豊かな登場人物達によって親近感がもて、面白かったです。
テンポもよく「次は?どうなっちゃうの?」の連続。とめられなくて一晩でイッキ読みしちゃいました!
「38」という結婚相手に関するキーワードに固執して期待しては裏切られ、また次へ…っていう恋愛面も占い好きで信じ込みやすい私は特に共感。でも、仕事(背景となる介護・医療業界)の描写はグッとシリアスに描かれてるので切なくなる場面もたくさんありました。そのギャップもよかったです。
くじけても、うまくいってなくても また頑張ろう!ってパワーをくれるそんな本です。


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